えびの抜け殻

kimopy.exblog.jp ブログトップ

<   2011年 02月 ( 11 )   > この月の画像一覧

たまご入れました

今日は東京マラソンだそうですね.ちょっと風がありますが,お天気もよいのでマラソン日和ですね.
c0010727_10455157.jpg

さて今朝,新しくたまごをいれました.その数,数百〜数千...あるでしょうか.
今回使ったのはこちら「テトラ ブラインシュリンプ エッグス」.熱帯魚やさんで鑑賞魚の餌として手に入る乾燥卵です.
塩水に浸けておくと,1〜2日くらいでふ化します.外側は乾燥してても,内側ではちゃんと生きているなんて,毎度ながら感動します.

明後日くらいには生まれ始めると思います.今度はどうなるでしょうか?楽しみです.
c0010727_10461243.jpg

ちなみに水槽の下に敷いているのは天然の石(20cm x 20cm)でして,もう20年くらい前に千葉県立博物館の売店で購入したウミユリの化石です.時代はシルル紀,4億3千万年前の岩石です.太古の生物の化石の上で,新しい命が生まれる,というシチュエーションが面白くて置いています.フラットに加工されているので水槽の下に置くと安定するのでおすすめです.
by kimoto1 | 2011-02-27 10:43 | えびげっちゅ

アルテミア消滅しました.....

しばらく忙しくて目を離していたのですが,いつのまにかアルテミアがいなくなっておりましたorz

子供たち(幼生)がなかなか育たないなぁ,と思っていましたが,なにか条件が悪かったようですね...
気を取り直して,最初からやり直しです.ほんのちょっとしたことが飼育環境に影響するのでしょうか.
こういうところが難しくもあり,おもしろいところでもあります.

塩水を新しいものに取り替えました.使った人工海水は,千寿製薬のマリンアートハイ.塩分はだいたいですが2%くらいだと思います.今回は比重計で測ってみました(比重計は簡単なものがホームセンターやアクアショップで購入できます).

午後にはアルテミアの卵をいれたいとおもいます.
c0010727_12245639.jpg

by kimoto1 | 2011-02-26 12:22 | えびげっちゅ

LaQ

江をみながら,La Qでザリガニつくってみますた...
ものつくりは楽しいですね.

c0010727_22103890.jpg

by kimoto1 | 2011-02-21 00:39 | そのた

アルテミアの飼育について

おそらくこのページにたどり着く方は,アルテミア(「えびげっちゅ」でつかまえたもの)の飼育についての情報を得る事が目的の方が多いのでは,と想像します.そこで,私が足掛け9年間にわたるアルテミア飼育から得た経験をもとに,以下にまとめておくことにいたしました.JAMSTECの一般公開でも必ず尋ねられることですので,もし飼育方法に迷ったらご参考にしていただければと思っています.
--
飼育のコツ

アルテミアを成長させるにはどうしたらいいか?
私たちも最初は簡単だと思っていました.しかしやってみると意外と育たない.そのような経験をお持ちの方は多数いらっしゃると思います.
アルテミアをうまく成長させて卵を産ませ,次の世代につなげてゆくにはどうしたらよいか?それはズバリ、「なにもしない」ことです!私たちは過去8年間ほど、この「えびげっちゅ!」というイベントを通して、皆さんがアルテミアを維持するにはどうするのが一番よいのか、試行錯誤してきました.対照実験の結果、あれこれいじって手を加えるよりも、いっさい何もしない方が生存率が高いという結論を得ました.水換えもしなければ餌もあげません.ただ蒸発で減った水を足すだけです.彼らは塩水中に発生するバクテリアや藻類など、目には見えない生物を食べて成長するようです.ただし、より成功率の高い、安定した飼育を継続させるにはコツがあります。それは、次のようなものです.

1). なるべく多くの水量で飼育する.これによって水槽内の環境変化が緩やかになり,それはアルテミアへのダメージを少なくします.1〜2リットル程度の水量が扱いやすいでしょう.海水より少し薄い塩水で飼育します.塩分は2〜3パーセントですが,塩分の耐性は高いため,それほど厳密にする必要はありません.ただし,淡水はだめです. 

2). 日光のあたる明るい場所に置き,ふたは解放する.これは植物プランクトンを発生させるためです.暗いところではプランクトンが育ちにくくなります.アルテミアの温度耐性の幅は広く,多少の水温上昇では死にません.また塩分は水の蒸発で徐々に濃くなります(塩分は蒸発しません)ので,必ず淡水(水道水)を足してあげるようにしてください.そのまま水道水でもよいですが,くみ置きの水か,カルキ除去をした水が安心です.

3). 塩水中に発生する沈殿物(フンや脱皮殻)はなるべく取り除かない.鑑賞のために飼うのであれば,見た目は確かに重要です.しかし,私の経験では飼育水をキレイにしすぎるとたいてい成功しません.彼らの脱皮殻はおそらくエサとなる微生物の栄養源になっているのでしょう.

4).もしかしたらこれがもっとも成功のコツかもしれません.とにかくたくさんの数を飼うこと!スペースの限られた環境では,水量に応じた適度な数を飼育するというのがアクアリウムの常識ですが,アルテミアの場合,成長する個体の歩留まりが非常に悪いので,最初に数多くの個体を飼育すると成功確率が上がります.「これってちょっと多すぎよね?!」というくらいがちょうど良いかもしれません.そのまま飼育を続けてゆくと,どんどん弱い個体は死にますが,そのなかで環境に耐える個体だけが生き残り,水量に応じた適当な数に落ち着きます.

考えてみると,結局我々は,アルテミアが住める環境になるのを,彼ら自身が作り上げて行く過程をただながめていることしかできないのかもしれませんね...

さて,私は上記のような方法で,1リットルの水量(塩分2〜3パーセント)で日当りのよい場所に置いて約1年間、複数世代のアルテミアを維持することに成功しました.やったことは水道水を足しただけです。餌は入れていません.アルテミアは一度環境になじめばその驚くべき生命力を示してくれるとおもいます.この時のようすは,YouYubeにムービーを置きましたので,ご覧になってみてください.→こちら
アルテミアの卵や塩水は熱帯魚屋さんで普通に購入できますので、もし失敗した場合は購入して再度チャレンジしてみるのもおもしろいです.商品名としてはテトラという会社から出ている「ブラインシュリンプエッグス」というものがもっともお手軽です.

海洋研究開発機構の研究者は、このアルテミアを、海洋の動物プランクトンである浮遊性有孔虫や、クラゲ維持するためのえさにしています。えさにするにはちょっとかわいそうですが、とても栄養価の高い便利な生き物なのです。 
しかし、このアルテミア自身も、単独で育ててみるととてもおもしろい生き物です.オスとメスがつがいを作ると,縦につながって泳ぐようになりますし,なんといっても成体の泳ぐ姿は優雅そのものです.交尾前には色も変わりますし,とにかく観察しがいのある生き物です。ぜひご家庭で飼育して,生命の面白さと不思議さを楽しんでみてください.

最後になりますが,「飼育に王道なし」といえるとおもいます.我々もつねに試行錯誤を繰り返しながら生物の飼育実験をしています.アルテミアも同じで,「えびげっちゅ」でお持ち帰りになったもとの水は最初は同じ水ですが,それぞれのご家庭の飼育環境で変わってゆきます.必ずしもこちらでご紹介することがそのまま当てはまるとは限りません.皆さんのご家庭の環境に合わせて,独自の飼育方法を発見してみてください.それこそが生物飼育のおもしろさであり,奥の深さなんじゃないかな〜っと思います.そして,うまくいく方法をみつけたら,ぜひ私たちに教えていただけるとうれしいです.
by kimoto1 | 2011-02-20 11:49 | アルテミア飼育方法

ビデオ使用機材など

えびげっちゅライブカメラに使用している機材など,周辺機器類についてまとめてみたいとおもいます.
ライブカメラに興味のある方の参考になればと思います.

コンピュータ:MacMini ( PowerPC G4 1.42GHz, MacOSX10.5.8)c0010727_1331999.jpg
これは今から7年以上前にApple Storeの整備済み製品として安く購入したものです.とは言っても当時の価格で5万円くらいはしました.自宅用の固定PCとして使用していたものの,その後にMacBook Proを購入して以来,ほとんど部屋の置物になっておりました.今回webカメラのホストとして晴れて現役復帰を果たしました.内蔵の2.5インチハードディスクは4,200rpmで今となっては非常に遅いのですが,webカメラやサーバーとして運用するには必要十分です.現在ではLaCieの外付けハードディスク(500GB)を追加し,そちらから起動していますが3.5インチハードディスクは7,200rpmのため,処理の体感速度もグンとアップしています.自宅のメディアステーションとしてもうひと頑張りしてもらいます.

欠点としては,ライブカメラが動作している最中は,CPUにほぼ100%の高負荷がかかってしまい,内蔵ファンが回りっぱなしになることです.これはそもそも構造的に放熱性が悪いMacMiniにとってはよろしくないでしょう.なるべく低負荷で,ということでモニターのプレビュー画面をオフにしたら幾分下がりましたが,いずれ夏場対策が必要になりそうです.



ソフトウェア:EvoCam3.6.2c0010727_136171.jpg
このwebカムサーバーソフトにはもう10年くらいお世話になっています.このソフトウェアの秀逸なところは様々な方法でサーバーにアップロードできる事です.外付けハードディスクや外部サーバー,FTPでの転送も可能(スクリプトが書ける)で,e-mailの添付も可能です.webカムサーバーとして特化しているのでかゆいところに手が届きます.当初僕はこれをプランクトン(浮遊性有孔虫)の行動を研究するために使用していました.Mac専用,シェアウェアで数十ドルしますが,円高の今なら安く購入できるでしょう.サポートも良いです.



webカメラ:iSweet (FireWire専用webカム)c0010727_13104272.jpg
これはたしかもう10年くらい前に販売されていたもので,webカメラが流行だした頃にいち早く登場したカメラで,当時話題になりました.秋葉原でみたときは2万円近く,高価だったので購入には至りませんでしたが,数年前流通在庫を探し,エレクトリックパーツ高知で最後の2台を発見,購入しました.価格は半額でした.
画質は当時でもよいと評判だったことと,FireWire(IEEE1394)専用なので,USB機器のようにソフトウェア依存ではなくMacOSXの機能を利用して使えるため,これを選びました.

このwebカムは背面がステンレスカバーとなっており,スタイリッシュなだけでなく,放熱性もよさそうです.しかし,それでもそれなりの熱を発するので,ヒートシンクのために裏側に金属製のフィンをつけています(結束バンドで留めてます).そのためスタイリッシュではなくなりましたが(笑)放熱性は確実に良くなりました.
残念ながらこのwebカムは高価だったせいか,販売が思わしくなかったのか,すぐに販売終了となってしまい,会社も現在ではすでになくなってしまっています.サポートは望めませんが,たいへん良い性能なので,壊れるまでは使用したいと思っています.Mac用のwebカメラはApple自身がiSightを販売中止にしたこともあり,市場では良いものをあまり見かけなくなったのは残念ですね.

クラウド:DropBoxc0010727_146315.jpg
DropBoxはたいへん便利なファイル同期ソリューションです.あまりに有名なのでここでの解説はしませんが,このサービスのお陰で僕自身はもはやメモリカードを持ち歩くという事が無くなりました.小さくかつ数が少ないファイルだと同期に数秒しかかからないので,このような用途での公開は手間がかからず最適です.
これを使う前は,AppleのmobilemeのiDiskサーバーに送っていたことがありますが,公開のためにはhtmlを書かねばならず,細かいレイアウト等が面倒だったのでやめてしまっていました.iWebもイマイチ同期に不具合があり,実用にはほど遠い印象です.
これからももっと便利なクラウドサービスが出てくると思いますが,近い将来,データはローカルに残さないということが主流になりそうな気配ですね.
by kimoto1 | 2011-02-19 12:18 | 使用機材等

最後の成体が寿命

昨年11月に行われたJAMSTEC横浜研究所でハッチング(孵化)したアルテミアの最後の成体が,昨日寿命を迎えたようです.
1個体がなんと3ヶ月近くも生存したことになります.

大量に飼育していると,一匹一匹を追跡する事が困難なので,大きさの推移から平均的な寿命は1か月程度かなあと考えていました.冬場で水温が低いせいもあるかもしれませんが,意外と長生きなんですね.

ライブカメラに小さくゴミのように写っているのはその子供たちの世代です.もう数回の脱皮をしていて少しずつ大きくなっているようです.かなり数は減ってしまいましたが,親が残した遺骸を糧に,成体まで育つものがいることを期待して待ちたいと思います.
現在の水温:14度(室温に同じ)
by kimoto1 | 2011-02-19 11:23 | えびげっちゅ

水槽について

現在アルテミアを飼育しているのは,1辺が10cm弱の小さなガラス水槽です(ビバリアキューブ1010).水量は700ml程度なのでかなり小さなものです.塩分はきちんと測定していませんが,作成したときの塩分は屈折率で測定すると約20‰程度(2%)でした.蒸発した分水を足していますが,正確には分かりません.
水槽の設置場所は部屋の東側に位置する窓際で,朝日があたります.このような状態で飼育しています.
c0010727_134312.jpg
基本的にはほったらかしです.

僕のこれまでの経験から,一般公開のイベントでは,飼育の際はなるべく水量が多い方が飼育しやすい,と言ってきました.理由は,水量が多いと,少ないものと比べて環境変化が起こった場合,緩やかに進行するからだと考えています.実は今回,この水槽で飼育するのは初めてですので,どのように変容して行くか,予想がつきません.いろいろな条件で飼育を試してみたいと思っています.
by kimoto1 | 2011-02-16 00:45 | えびげっちゅ

アルテミアのムービー

YouTubeに以下の動画を置きました.
昨年まで自宅で飼育していたものです.これも研究所一般公開の際にふ化させたもので,数世代の交代をしていたものです.
http://www.youtube.com/user/KKimoto001?feature=mhum#p/a/f/0/aq_Jez0af_k

よく見ると卵からふ化したばかりのノープリウス幼生が泳いでいるのが見えます.
この子たちは,この数ヶ月後に僕の不注意で全滅することになってしまうのですが...
これについてはまた後日お話ししましょう.
by kimoto1 | 2011-02-13 23:45 | ムービー

水温計設置しました

えびげっちゅ水槽に水温計を設置しました.
...というより,水槽の中に沈めただけですけど.笑
c0010727_23471489.jpg

室内なので真冬でもそれほど下がらないですが,維持するためには水温情報があった方がよいだろうとおもって置きました.アナログですが,毎日定時に水温情報をとってみるのも面白いかもしれませんね.

これまで水温を測って飼育したことはありません.というのは,アルテミアは水温に対してかなり耐性があるようにおもえるからです.昨年は窓際においていても問題なく冬を越していました.逆に直射日光があたってかなり水温が上がっていても問題ありませんでした.条件が合えば問題なく世代交代するようです.
by kimoto1 | 2011-02-13 23:39 | えびげっちゅ

えびげっちゅライブカム本格始動です.

こんにちは.きもpです.

昨日より,僕の部屋の水槽で飼育しているえびげっちゅ(アルテミア)の映像の配信を始めました.1日動かして問題なさそうなので,本格始動です.

ライブカムは以下からご覧になれます.
http://www.dropbox.com/gallery/2289193/1/Artemiaweb?h=2815c8

「えびげっちゅ」とは,横須賀の海洋研究開発機構(JAMSTEC)の施設一般公開で毎年行っている子供向けのイベントの名前です.どのようなイベントかというと,ふ化したてのアルテミアをスポイトで上手にすくって,それをみなさんのお家で育ててみよう!というゲームです.このブログでは,イベント「超えびげっちゅ」と連動したページが作っていけたらいいなと思っております.

施設一般公開は,毎年5月に横須賀で,秋頃には横浜市金沢区の横浜研究所で行っていますので,興味のある方はぜひお越し下さい.ゲームはその場で誰でも参加OKで,子供はもちろん,大人でも参加できます.

ブログは時々更新していこうと思います.そのうちに,水槽の概要や配信機器類の紹介,アルテミアや飼育方法について書いていきたいと思います.
by kimoto1 | 2011-02-12 12:05 | えびげっちゅ
line

アルテミア(ブラインシュリンプ, シーモンキー)飼育について考察するブログ。みんなで楽しく育てよう!


by kimoto1
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28