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えびの抜け殻

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カテゴリ:アルテミア飼育方法( 5 )

フタとって飼ってあげてね!!

昨晩、私は驚くべき発言を聞いてしまったのです。
以下、その会話。(ま氏:某ジャムステックの研究員 P:私)

:「えびげっちゅって何にもしなくていいんだよね?」
P:「はい!そのようにしています」
:「だんだん減りはじめてひん死なんだけど、、、」
P:「えっ、えーと、、どのような飼い方をされてますか?(汗)」

:「そのまま」
P:「はい?!」
「もらった時のまんま。そのまま」

P:「ふ、フタは、、、(汗)」
:「つけたまま」
P:「・・・・・・・・・(滝汗)」

ひょっとして、もしかすると、
えびげっちゅスタッフの説明から漏れてしまったのかも?しれませんが、あらためてお願いいたします。

「フタとって飼ってあげてね!!」

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大事なことなので2度いいましたよ〜。


よろしくお願いしま〜す!!(^o^;)





by kimoto1 | 2015-05-27 08:23 | アルテミア飼育方法

マイボトルでえびげっちゅを育てよう!

皆さんこんにちは!

えびげっちゅを育てるのに、自分のお気に入りのボトルで育てたいですよね?
そんなわけで(どんなわけだ?)、きょうは僕が実際に使っている水槽をご紹介します。

水槽1. ベタ飼育用水槽
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これは10年ほど前、テトラという会社から、ベタ飼育用水槽として売られていたものです。
ベタ(Betta, 属名)は東南アジアに生息する、ヒレの長くて美しい淡水魚で、縄張り意識によるオスの桁外れの他者攻撃性から単独飼育しかできず、闘魚としても知られています。
とはいえ、いくらなんでもこんな小さな水槽でベタなんか飼っちゃかわいそうです。ベタの人権(魚権?!)を守るため、ショップに売られているものを全部買い占めたうちの1つです(笑)。今はもっぱらダルマミジンコ専用水槽となっていますが、壁に緑藻が繁殖してきて鑑賞には適さない状態になっていますね。
見た目はオシャレで可愛い水槽ですが、口が狭いため、壁面の掃除がしにくいのが欠点です。

水槽2. プラ水槽
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これはもともと水槽として売られているものではありません。無印良品で多目的ケースとして売られているものです。アクリル性で歪みが少なく、透明度が高いのでお気に入りです。容器が円柱状で湾曲しているので、反対側にいる小さなえびげっちゅが拡大されて大きく見えるという予期せぬメリットがあります。この容器にはかぶせるだけのフタもついていますので、ホコリを防いだりするには良いかもですが、えびげっちゅ飼育にはフタは必要ない?!たしか1個300円ほどだったと記憶しています。今はあまり見かけませんが、コップのフチ子さんなどかけてやるとインテリアとしてもいいかもです。

水槽3. 10cmキューブ水槽 
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僕のもっともお気に入りはやっぱりこれです。青板ガラスを張り合わせただけのシンプルなキューブ水槽、ビバリア1010。
水量は0.7リットル、えびげっちゅには必要十分です。壁面がフラットなので、画像の湾曲がないためライブカメラ用水槽としても使用しています。こちらにもオシャレなガラスふたが付いていますが、基本的には開放されているため、そういう意味でもえびげっちゅ飼育には向いています。
コケが壁面に生えてきたら、三角定規のようなもので軽くけずることができ、掃除も楽チンです。なにしろお手軽でかわいいので、アクアショップで見かけたら、即買いですよ!

他にも、100円ショップにも意外と良さそうな形のガラス容器がたくさん売っていますね。ただし、注意すべき点としてはガラスは不均質で歪みが生じるものが多いようですので、実際にものを確かめてなるべく歪みの少ないものを購入されることをオススメします。

あなたも素敵なお気に入りの水槽、マイボトルでえびげっちゅを育てよう!!^o^







by kimoto1 | 2015-05-23 10:01 | アルテミア飼育方法

飼育のご質問などについてご回答2

こんにちは!きょうは雨ですが、みなさんのえびげっちゅはお元気ですか?

えびげっちゅで、水槽についてのお問い合わせが意外と多かったので、以下にお知らせしたいと思います。

並んでいただいた列の先頭でオトナえびげっちゅを展示していた水槽はコトブキ工芸(株)の20cmキューブ水槽を使用していました。
えびげっちゅのビーカーの横にあった小さな水槽は、トリオコーポレーションのビバリアCube2 1010というキューブ水槽です。後者はもう会社がないようですが、ネット通販などではまだ手に入るようですね。
えびげっちゅライブカメラで使用している水槽もこれと同じ水槽を使用しています。
キューブ水槽は、水槽の縦横長さが均一なのでシャープな線とあいまって、高級そうにみえますね(笑)

10cmキューブ水槽は、ボトルアクアリウムとともに小型熱帯魚や淡水エビの飼育などで人気があるようです。水量が少ないので安定的な環境を保つにはテクニックが必要となりますが、餌と生体のバランスがうまくとれると、手をかけなくても生体も水草もよく生える、いわゆる「自立型水槽」ができるそうです。

興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
もちろん、えびげっちゅであればこの0.7リットル程度の水量でも十分育ちます。
手のひら大の水槽の中で、生命のサイクルが回っていると思うと、なんだかとても神秘的ですね!





by kimoto1 | 2015-05-19 08:18 | アルテミア飼育方法

飼育のご質問などについてご回答1

こんにちは!
みなさんのえびげっちゅはお元気ですか??
脱皮の回数の多い、生まれて最初の1〜2週間はなるべく環境の変化を与えないほうがうまくいくように思います。置き場所を決めたらなるべく手をかけず、変わりゆく姿を毎日観察してあげてください。

さて、えびげっちゅの会場で複数の方にご質問いただきましたことについて、以下に記したいと思います。

ひとつめ、日の当たるところに置いていいか、という点です。このご質問は私が担当していた中でも多く受けました。
結論を申し上げますと、私たちのところでは強い西日があたる場所に放置して、塩水が半分以上蒸発した中でもえびげっちゅがオトナになっていたことがありました経験から、日が当たるところでもさほど問題を感じていません。しかし、やはり普通に考えた場合、少ない水量で強い日が当たりますと、水槽内の環境が急激に変わりますので、なるべくならばこの急激な環境変化は避けたほうがよいと考えております。
ただし、容器内に発生する植物プランクトンは光が必要です。ですので、室内の暖かい場所で、かつ明るいところに置くことをお勧めいたします。

ふたつめは、飼育している塩水の維持についてです。こちらも多くいただくご質問です。
私どもがお配りしている塩水は、人工海水といって海水水槽などをされる方がよくお使いになるパウダー式の人工海水を使用しています。こちらもアクアショップで普通に売られているものです。海水で育ててうまくいったという方のお話も時々耳にしますが、海水は目に見えない様々な生き物が入り込みますので、うまくいかなかったときの問題の切り分けが難しくなります。
アクアショップで購入される際には、25リットル用の袋売りがお求めやすいと思います。

えびげっちゅでは、水槽のふたをとって開放系での飼育を推奨しています。このため、蒸発により水が減ってゆきます。このときに塩水を足さないようにしてください。塩水が蒸発する際には塩分はそのまま水槽内に残り、水分だけが蒸発しますので、塩水を足しますと塩分がだんだん濃くなっていってしまいます。減った分だけ水を足してあげてください。私たちは水道の水を直接入れていますが、1日汲み置いた水でもよいでしょう。

最近は海水をろ過し、天日干ししただけのにがり成分などを残した天然塩がスーパーマーケットなどで売られています。こちらをお使いになって大きくなったという報告もいただきましたので、これでも良いかもしれません。もし試してみてうまくいったらぜひ教えてください。こちらでもご紹介させていただきたいと思います。

上でも書きましたように、水槽中の環境変化を安定的に保つには、水量が多いほうが有利です。そのため、塩水を追加したい方もいらっしゃるでしょう。
その際には、塩分2%の塩水を足してあげてください(1リットルの水に対して、20gの塩)。えびげっちゅは塩分に対する広い耐性を持つため、文献によっては4から5%の塩水と書かれているものも存在しますが、冒頭に書きましたように幼生時は環境変化をなるべく抑えたほうがうまくいきます。ある程度脱皮を重ねて、背泳ぎを始めた頃に塩水を追加するくらいがちょうどよろしいかと思います。

それでは、みなさんのえびげっちゅ飼育がうまくいきますよう、応援しております!
面白いことがわかったらぜひ教えてくださいね!






by kimoto1 | 2015-05-18 12:40 | アルテミア飼育方法

アルテミアの飼育について

おそらくこのページにたどり着く方は,アルテミア(「えびげっちゅ」でつかまえたもの)の飼育についての情報を得る事が目的の方が多いのでは,と想像します.そこで,私が足掛け9年間にわたるアルテミア飼育から得た経験をもとに,以下にまとめておくことにいたしました.JAMSTECの一般公開でも必ず尋ねられることですので,もし飼育方法に迷ったらご参考にしていただければと思っています.
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飼育のコツ

アルテミアを成長させるにはどうしたらいいか?
私たちも最初は簡単だと思っていました.しかしやってみると意外と育たない.そのような経験をお持ちの方は多数いらっしゃると思います.
アルテミアをうまく成長させて卵を産ませ,次の世代につなげてゆくにはどうしたらよいか?それはズバリ、「なにもしない」ことです!私たちは過去8年間ほど、この「えびげっちゅ!」というイベントを通して、皆さんがアルテミアを維持するにはどうするのが一番よいのか、試行錯誤してきました.対照実験の結果、あれこれいじって手を加えるよりも、いっさい何もしない方が生存率が高いという結論を得ました.水換えもしなければ餌もあげません.ただ蒸発で減った水を足すだけです.彼らは塩水中に発生するバクテリアや藻類など、目には見えない生物を食べて成長するようです.ただし、より成功率の高い、安定した飼育を継続させるにはコツがあります。それは、次のようなものです.

1). なるべく多くの水量で飼育する.これによって水槽内の環境変化が緩やかになり,それはアルテミアへのダメージを少なくします.1〜2リットル程度の水量が扱いやすいでしょう.海水より少し薄い塩水で飼育します.塩分は2〜3パーセントですが,塩分の耐性は高いため,それほど厳密にする必要はありません.ただし,淡水はだめです. 

2). 日光のあたる明るい場所に置き,ふたは解放する.これは植物プランクトンを発生させるためです.暗いところではプランクトンが育ちにくくなります.アルテミアの温度耐性の幅は広く,多少の水温上昇では死にません.また塩分は水の蒸発で徐々に濃くなります(塩分は蒸発しません)ので,必ず淡水(水道水)を足してあげるようにしてください.そのまま水道水でもよいですが,くみ置きの水か,カルキ除去をした水が安心です.

3). 塩水中に発生する沈殿物(フンや脱皮殻)はなるべく取り除かない.鑑賞のために飼うのであれば,見た目は確かに重要です.しかし,私の経験では飼育水をキレイにしすぎるとたいてい成功しません.彼らの脱皮殻はおそらくエサとなる微生物の栄養源になっているのでしょう.

4).もしかしたらこれがもっとも成功のコツかもしれません.とにかくたくさんの数を飼うこと!スペースの限られた環境では,水量に応じた適度な数を飼育するというのがアクアリウムの常識ですが,アルテミアの場合,成長する個体の歩留まりが非常に悪いので,最初に数多くの個体を飼育すると成功確率が上がります.「これってちょっと多すぎよね?!」というくらいがちょうど良いかもしれません.そのまま飼育を続けてゆくと,どんどん弱い個体は死にますが,そのなかで環境に耐える個体だけが生き残り,水量に応じた適当な数に落ち着きます.

考えてみると,結局我々は,アルテミアが住める環境になるのを,彼ら自身が作り上げて行く過程をただながめていることしかできないのかもしれませんね...

さて,私は上記のような方法で,1リットルの水量(塩分2〜3パーセント)で日当りのよい場所に置いて約1年間、複数世代のアルテミアを維持することに成功しました.やったことは水道水を足しただけです。餌は入れていません.アルテミアは一度環境になじめばその驚くべき生命力を示してくれるとおもいます.この時のようすは,YouYubeにムービーを置きましたので,ご覧になってみてください.→こちら
アルテミアの卵や塩水は熱帯魚屋さんで普通に購入できますので、もし失敗した場合は購入して再度チャレンジしてみるのもおもしろいです.商品名としてはテトラという会社から出ている「ブラインシュリンプエッグス」というものがもっともお手軽です.

海洋研究開発機構の研究者は、このアルテミアを、海洋の動物プランクトンである浮遊性有孔虫や、クラゲ維持するためのえさにしています。えさにするにはちょっとかわいそうですが、とても栄養価の高い便利な生き物なのです。 
しかし、このアルテミア自身も、単独で育ててみるととてもおもしろい生き物です.オスとメスがつがいを作ると,縦につながって泳ぐようになりますし,なんといっても成体の泳ぐ姿は優雅そのものです.交尾前には色も変わりますし,とにかく観察しがいのある生き物です。ぜひご家庭で飼育して,生命の面白さと不思議さを楽しんでみてください.

最後になりますが,「飼育に王道なし」といえるとおもいます.我々もつねに試行錯誤を繰り返しながら生物の飼育実験をしています.アルテミアも同じで,「えびげっちゅ」でお持ち帰りになったもとの水は最初は同じ水ですが,それぞれのご家庭の飼育環境で変わってゆきます.必ずしもこちらでご紹介することがそのまま当てはまるとは限りません.皆さんのご家庭の環境に合わせて,独自の飼育方法を発見してみてください.それこそが生物飼育のおもしろさであり,奥の深さなんじゃないかな〜っと思います.そして,うまくいく方法をみつけたら,ぜひ私たちに教えていただけるとうれしいです.
by kimoto1 | 2011-02-20 11:49 | アルテミア飼育方法
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アルテミア(ブラインシュリンプ, シーモンキー)飼育について考察するブログ。みんなで楽しく育てよう!


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